長時間のデスクワークで肩がパンパンに張って、つい肩を回したくなることはありませんか?
「また辛くなるのかな…」と不安になりつつ、原因がわからず繰り返してしまう方も多いでしょう。
このままだと毎日のだるさから解放されないままです。
良い姿勢で肩こりがどう変わるのかを知れば、朝の重だるさからスッキリ目覚める毎日が手に入ります。
肩こりを引き起こす原因
筋肉が疲れやすくなるメカニズム
肩こりは首〜肩甲骨周りの筋肉が緊張し続けることで起こります。
血流が滞ると老廃物がたまり、痛みや重だるさを感じる原因になります。
姿勢が崩れると骨で支えられず、筋肉でバランスを保つ時間が増えるのが大きな要因です。
骨の軸支持って何?
骨の軸支持とは背骨や肩甲骨を正しい位置に整え、関節で体重を受け止める状態を指します。
この姿勢なら筋肉への過剰な負担が減り、自然と肩回りがリラックスします。
まずは鏡やスマホで耳・肩峰・大転子が一直線に並ぶかチェックしてみましょう。
こちらの記事で良い姿勢について詳しく解説しています。
▶骨の軸で支える良い姿勢とは?メリット・チェック・トレーニングまとめ
良い姿勢にすると何が変わる?
緊張がスッとほぐれる理由
正しい骨の位置で体重を支えると、肩まわりの筋肉がリラックスできます。
余計な力を使わずに済むため、緊張したまま固まる時間が短くなります。
結果として血流が改善し、痛みや重さを感じにくくなります。
血流がよくなって疲労回復が早まる
骨軸支持で姿勢が整うと、肩甲骨周りの血管を圧迫しにくくなります。
酸素や栄養素がスムーズに届き、疲労物質の排出が促されるため、慢性的なだるさから解放されます。
集中力アップにもつながり、仕事や家事がぐっと捗るでしょう。
今すぐできる肩こりの3ステップセルフケア
実践手順
ステップ1:胸を開いて顎を軽く引くリセット
- 背筋を伸ばして深めに椅子に座る
- 肩甲骨を下げながら胸を開く
- その状態で3秒キープし、ゆったり呼吸
ステップ2:肩甲骨寄せストレッチ
- 肘を肩の高さで曲げ、背中に手を回す
- 肘をゆっくり寄せて10秒キープ
- 息を止めずに2セット実施
ステップ3:肩回しエクササイズ
- 両肩を耳に近づけるようにゆっくり上げる
- 大きく後ろ→前へ各10回
- 動きの範囲を徐々に広げ、可動域を意識
日常動作で姿勢をキープするコツ
デスクワーク中の工夫
肘が90度になるよう椅子の高さを調整しましょう。
画面の上端を目線と同じ高さにすると、首への負担が減ります。
30分に一度立ち上がってストレッチを取り入れるのもおすすめです。
スマホ操作時の注意点
スマホは肘を脇に寄せ、胸を開いたまま操作しましょう。
顎が前に出る「スマホ首」を防ぎ、肩への負担を軽減できます。
歩くときも背筋を伸ばし、姿勢を意識する習慣をつけてください。
まとめ
- 骨の軸支持で筋肉への負担を減らせる
- 正しい姿勢が血流と緊張を改善する
- 3ステップセルフケアで日常的な予防が可能
まずは鏡チェック→ストレッチ→姿勢キープの流れを毎日3分で実践してみましょう。
肩こり知らずの軽やかな毎日が、すぐそこにあります。
良い姿勢の作り方はこちらで解説しています。
▶骨の軸で支える良い姿勢とは?メリット・チェック・トレーニングまとめ