そり腰でもいい?そり腰に対する誤解を詳しく解説!

「そり腰は腰痛の原因になる」

「まっすぐな背中こそが正しい姿勢」

「反り腰は見た目が悪くみえる」

「そり腰は改善すべきもの」

と思ってはいませんか?

実は、むしろ「そり腰でいるべき」なんです。

今回はそり腰について詳しく解説します。

そり腰でもいい理由

そり腰が腰痛を引き起こすと思いこんでる人は多いと思います。実際に「そり過ぎている」場合には腰痛の原因になりますが、適度なそり腰はむしろ背骨にとっては自然な状態です。

背骨はS字にカーブしていると聞いたことがありませんか?これは、背中が緩やかに猫背になり、腰が緩やかに反っている状態を指しています。このカーブによって、身体全体にかかる負荷が分散され、安定した姿勢を保つことができるのです。そのため、腰だけがまっすぐになっても背中は丸まったままで、不自然な負荷がかかり、これも腰痛の原因になることがあります。背骨がS字型になっているからこそ、身体が安定し、健康的で綺麗なまっすぐな姿勢に見えるのです。

その他の誤解

「まっすぐな背中が『正しい』『美しい』」という先入観があるかもしれません。しかし、実際には「S字だからこそまっすぐに見える」のです。姿勢チェック方法として、背中を壁にぴったりくっつける方法がありますが、これは腰の自然な反りを無視してしまいます。そのため、正しいチェック方法とは言えません

また、「反りすぎた腰の姿勢が見た目に良くない」といった誤解もあるでしょう。しかし、問題なのは反りすぎることであって、適度なそりはむしろ理想的です。もし自然に反ってもお腹が出て見える場合、それは反り腰が原因ではなく、お腹の筋肉が使えていないためかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?このように、先入観やネガティブなイメージによって、本来良いものが悪く見えてしまうことがあります。しかし、誤解や勘違いをそのままにしておくと、せっかくの努力が逆効果になってしまうこともあるのです。

適度なそり腰こそが、理想的で自然な状態です。腰痛を抱えている方や、反り腰に悩んでいる方は、ぜひ一度、自分の腰のポジションを見直し、正しい姿勢を意識してみましょう。

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